山宮浅間神社
「富士本宮浅間社記」には浅間大社は山宮浅間神社の地から移転されたとある。創建年代は不詳だが発掘調査では祭事に使用されたと推定される12世紀の土器(カワラケ)が出土しており、文献史料では16世紀から確認できる。富士山を遥拝(遠くへだたった所から拝む)するための遥拝所は溶岩流の先端部に位置し、周囲には溶岩礫を用いた石塁が巡っている。遥拝所内部の石列は、軸が富士山方向に向いており、古い富士山祭祀の形をとどめているものと考えられている。ユネスコ認定の世界文化遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」に含まれる。
住所 | 静岡県富士宮市山宮740 |
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お問い合わせ | 富士山本宮浅間大社 0544-27-2002 |
アクセス | 身延線「富士宮駅」から車約15分 |
※掲載情報は2013年8月6日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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