銭塚地蔵堂（浅草寺境内）

浅草寺の境内にあり、「銭塚地蔵尊」の分身が勧請（かんじょう）されている。地蔵尊は、摂津国有馬郡の山口某の妻が、庭先で寛永通宝のたくさん入った壺を掘り当てたものの、これに頼って働かずにいては家が滅びると思い、土中に埋め戻した。この心掛けによって一家が繁栄したことから、その壺の上に地蔵尊を祀ったという。このことから、商売繁昌を祈願する人が多い。

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