多聞城跡
戦国武将、松永久秀によって築城された城跡。眉間寺山(多聞山)に位置する平山城で、東西約360m、南北約200mの規模であったと推定される。京都と奈良を結ぶ京街道を押さえる、大和支配の拠点として最適な場所であった。東大寺大仏殿の戦いで三好三人衆・筒井順慶連合軍を破り大和の支配権を得たが、その後、久秀は織田信長に反旗を翻したため、信長は筒井順慶に大和の支配権を与え、多聞城の破却を命じた。城の主殿は京都へ、城の石は筒井城に運ばれた。現在、城跡には中学校が建っており、石碑が建っている。
住所 | 奈良県奈良市法蓮町 |
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お問い合わせ | 文化財保存課・文化財保存事務所 0742-27-9866 |
関連ホームページ | https://www.pref.nara.jp/miryoku/ikasu-nara/naranoshiro/tamonjo/ |
アクセス | JR「奈良駅」から「青山住宅行」ほかのバス「今在家」~徒歩7分 |
※掲載情報は2020年8月3日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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