石垣山一夜城
豊臣秀吉が、1590年の小田原城攻めの本営として築いた山城。総石垣の城のため「石垣山」と呼ばれるようになり、小田原城側から見えないよう築城を進め、完成後に周囲の木を伐採し、一夜にして築城したかのように見せたという伝承から「一夜城」と称されるようになった。長期戦に備えた本格的な総石垣で、現在でも当時の面影がよく残る。なかでも、谷地形になるところの周囲に石垣を積み上げ、その底に井戸をつくり水源を守った井戸曲輪と、淀殿の化粧井戸は、特に保存状態の良い遺構であり、石垣構築技術を知ることができる。一帯は公園として整備され、本丸物見台からは、小田原城天守閣や城下、相模湾などを一望できる。国指定史跡。
住所 | 神奈川県小田原市早川1383-12 |
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お問い合わせ | 小田原城総合管理事務所 0465-23-1373 |
関連ホームページ | https://www.city.odawara.kanagawa.jp/public-i/park/ishigaki-p.html |
アクセス | 東海道本線「早川駅」から徒歩50分もしくは車約10分 |
※掲載情報は2024年8月8日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
南曲輪
井戸曲輪
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