枚聞神社

薩摩一の宮として人々の厚い信仰を受けてきた古社で、特に交通・航海の安全や、漁業守護の神として崇敬が寄せられている。優雅なたたずまいの朱塗りの社殿が、周囲の木々の緑に映え、向拝柱に彫られた雲龍の彫刻は必見。宝物殿に収蔵されている「松梅蒔絵櫛笥」は、国の重要文化財に指定されている。琉球から伝わった額や、島津家に関係する古文書など、貴重な資料を多数保有している。

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