時切稲荷神社（とっきりさま）

法然上人の誕生地として知られる誕生寺の近くの、静かな森の中に鎮座する稲荷神社。「何月何日何時までに見つけてください」と時を切って祈願すれば、その日までに「なくし物」が出てくると言われていることから、いつしか時切（とききり）稲荷と呼ばれるようになり、現在では“とっきりさま”の通称で親しまれている。目に見える「物」だけでなく、目に見えない「人との縁」にもご利益があるとされ、近年では、なくした恋と向き合い、新たなスタートを切るためのきっかけとして参拝する人も増えている。普段は無人であるが、「初午祭」（3月第2日曜）、「輪くぐり」（7月第4日曜）、「献穀祭」（11月第3日曜）の際は、お守りを購入できる。時切稲荷の御朱印は、誕生寺で授与してもらえる。

※掲載情報は2022年6月9日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。

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