一宮寺
大宝年間(701~703年)に法相宗の祖、義淵僧正が開山したとされる。当初は大宝院と称したが、和銅年間(708~715年)に諸国の一宮が建立されたとき、讃岐一宮の第一別当寺となり、行基菩薩が堂塔を修復して、一宮寺に改めたと伝わる。大同年間(806~810年)に、四国八十八ヶ所建立のために訪れた弘法大師が彫刻した聖観音菩薩を本尊とし、真言宗に改宗した。クスノキが枝を伸ばす境内には、京都の仏師、赤尾右京の作とされる仁王門や、聖観音菩薩を納めた本堂、天井一面に先祖供養や家内安全を祈願した吊灯籠が並ぶ大師堂、桜や紅葉が美しい庭園などがあり、古刹としての堂々たる風格をたたえる。2006年に建立された護摩堂前の石灯篭は、石工芸の第一人者とも言われた西村金造氏の作。四国八十八カ所霊場第83番札所。
参拝時間 | 納経所(納経、御朱印など)/7:00~17:00、大師堂(授与品、御祈祷、御供養など)/8:00~17:00 |
---|---|
住所 | 香川県高松市一宮町607 |
料金 | 入山無料 |
お問い合わせ | 一宮寺 087-885-2301 |
関連ホームページ | https://www.sanuki-ichinomiyaji.or.jp/ |
アクセス | JR「高松駅」から高松琴平電気鉄道琴平線「一宮駅」~徒歩10分もしくはことでんバス「一宮」すぐ |
※掲載情報は2021年11月25日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
(c)一宮寺
(c)一宮寺
(c)一宮寺
周辺地図
周辺情報