国吉城跡
若狭国守護武田氏の重臣、粟屋越中守勝久が、弘治2年(1556年)に越前国との境を守るため築いたとされる山城。越前朝倉氏の軍勢がたびたび侵攻したが、勝久は、地侍や民衆とともに、朝倉氏が滅亡する天正元年(1573年)まで、約10年にわたり毎年撃退し続け、難攻不落を誇った。信長、秀吉、家康が出陣した越前攻めの戦略を練ったのもこの城であった。天正11年(1583年)城主となった秀吉の家臣、木村常陸介定光が、石垣造りの城に改修し、今に残る佐柿の城下町の基礎を造った。江戸時代初期に廃城となるが、佐柿城下は丹後街道の宿場として繁栄した。標高197mの城跡では、曲輪の石垣や土塁、堀切などの遺構を見ることができる。近隣の若狭国吉城歴史資料館では、国吉城について詳しく知ることができる。町指定史跡。
住所 | 福井県美浜町佐柿25-2 |
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お問い合わせ | 若狭国吉城歴史資料館 0770-32-0050 |
関連ホームページ | https://www.town.fukui-mihama.lg.jp/soshiki/30/493.html |
アクセス | 小浜線「美浜駅」から徒歩40分もしくは車約10分 |
※掲載情報は2020年8月19日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
提供:美浜町教育委員会
提供:美浜町教育委員会
提供:美浜町教育委員会
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