綾城
元弘年間(1331~1334年)、足利尊氏の家臣、細川小四郎義門とその子義遠(後に綾氏に改称)が築いたとされる山城。別名は竜尾城。綾氏は数代にわたり、城主として地方を治めていたが、室町時代に伊東氏の家臣となり、伊東氏48城の支城の一つとなった。伊東氏の滅亡後は島津氏の支配下となり、その後、江戸時代の「一国一城令」によって廃城となった。現在、城跡は、町内の工芸家の作品を展示・販売する「綾国際クラフトの城」の敷地内にあり、日本城郭協会の協力のもと、戦国初期城楼建造物として「模擬天守」が建てられている。建物内は歴史資料館として、綾の歴史の歩みを振り返る資料や、日本一の刀鍛冶といわれた田中国廣の刀が展示されている。
住所 | 宮崎県綾町北俣 |
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お問い合わせ | 綾町役場産業観光課商工観光係 0985-77-3464 |
関連ホームページ | https://www.town.aya.miyazaki.jp/site/tour-guide/1187.html |
アクセス | 日豊本線「南宮崎駅」からバス「麓」下車 |
※掲載情報は2020年8月7日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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