河村城跡
西と南を酒匂川が流れる独立丘陵の上に築かれた山城で、河村氏の居城として知られる。河村氏は、平安時代末期に、平将門の乱鎮圧で功績のあった藤原秀郷を祖とする一族で、かつてこの地方を支配していた。戦国時代、関東管領上杉氏、大森氏の持城となった時期を経て、小田原北条氏の武田氏に備えた出城として重要視されたが、豊臣秀吉の小田原攻めに際し、天正18年(1590年)に落城したとされる。現在は、「河村城址歴史公園」となっており、木橋や障子堀などが復原的整備され、戦国時代、河村城が北条氏の城だった頃の姿を偲ばせる。障子堀は、小田原北条氏の城に共通してみられる堀の作り方で、「畝堀(うねぼり)」とも呼ばれている。県指定史跡。
住所 | 神奈川県山北町山北 |
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お問い合わせ | 山北町役場生涯学習課生涯学習スポーツ班 gakusyu@town.yamakita.kanagawa.jp 0465-75-3649 |
関連ホームページ | https://www.town.yamakita.kanagawa.jp/0000001056.html |
アクセス | 登山口まで/御殿場線「山北駅」から徒歩10分(山頂までは登山口から徒歩30分) |
※掲載情報は2020年7月20日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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