大桑城跡
美濃国の守護土岐氏が築いた山城。天文4年(1535年)に発生した長良川の大洪水をきっかけに、守護の土岐頼芸が、本拠を大桑城(おおがじょう)に移したとされる。標高約408mの古城山山頂一帯には、大小90余りの曲輪や石垣、堀切、竪堀などが設けられ、戦国期における美濃国最大の山城といわれる。山麓に広がる城下町には、一部現存する四国堀跡(市史跡)と外堀跡、近世の絵画に描かれた越前堀が一体を成し、城下の内外を区割りする惣構(そうがまえ)の機能を有したと考えられている。天文12年(1543年)、斎藤道三により攻め落とされた。天文19年(1550年)頃、頼芸が追放され、大桑は土岐氏の美濃支配終焉の地となった。城跡には2つの登山道があり、主郭部に高さ約3mの模擬天守がそびえる。
住所 | 岐阜県山県市大桑 |
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お問い合わせ | 山県市教育委員会生涯学習課文化財調査室 0581-32-9008 |
関連ホームページ | https://www.city.yamagata.gifu.jp/site/oogajoato/17183.html |
アクセス | 古城山登山口まで/JR「岐阜駅」から車約40分もしくは「岐阜高富線山県市役所行」のバス「岐北厚生病院前」乗換~大桑線のコミュニティバス・ハーバス「椿野」~徒歩15分 |
※掲載情報は2020年7月9日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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