中島川石橋群（4橋）

中島川に残る石橋群は、その多くが江戸時代につくられたもので、なかでも袋橋、高麗橋、桃渓橋、阿弥陀橋は、中島川石橋群（4橋）として昭和46年（1971年）に長崎市の有形文化財に指定されている。最多時に17～18基を数えた石橋は、昭和57年（1982年）7月の大水害でその多くを失った。移築復元予定の阿弥陀橋は現在見ることはできないが、西山ダム下に移築復元された高麗橋、大水害で一部損傷したが修復された桃渓橋と袋橋は今も美しい景観を誇っている。なお、袋橋にほど近い、日本最古のアーチ型石橋とされる眼鏡橋は、昭和35年（1960年）に国の重要文化財に指定されている。

※掲載情報は2016年9月23日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。

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