ルイーズ・ブルジョワ展：地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ

20世紀を代表する最も重要なアーティストの一人、ルイーズ・ブルジョワ（1911年パリ生まれ～2010年ニューヨークにて没）の国内では27年ぶりとなる個展が、森美術館で開催されます。副題の「地獄から帰ってきたところ　言っとくけど、素晴らしかったわ」は、ハンカチに刺繍で言葉を綴った晩年の作品からの引用です。ブルジョワの芸術は、主に自身の幼少期の経験がインスピレーションの源となっており、複雑な感情や心理状態が作品に反映され、セクシュアリティやジェンダー、身体をモチーフにしたパフォーマンスや彫刻は、フェミニズムの文脈でも高く評価されてきました。約100点におよぶ作品群の半数以上が日本で初公開となるもので、3章構成で紹介され、ブルジョワの約70年にわたるキャリアの全貌に迫ります。

※掲載情報は2024年10月9日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。

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